帆船日本丸「ボランティアガイド」の会への寄贈について

 

安田岩男

「写真1」 安田岩男氏に寄贈目録を渡す相川会長

2017(平成29)年3月10日(金) 国の文化審議会は、帆船日本丸(横浜市所有)を重要文化財に指定することについて文部科学大臣に答申し、ほどなく重要文化財に指定される見通しです。 我々が乗船訓練したこの歴史的帆船は益々脚光を浴びることになるでしょう。当会及び、一社)全日本船舶職員協会の会員と一社)海洋会の会員が主体となって立ち上げた「帆船日本丸ボランティアガイド」は、引き続きこの重要文化財となる帆船日本丸のガイドを行うにあたり、その為の諸準備を進めておりますがその諸費用捻出に苦慮しておられます。当会は現在「その他事業」の一つで、帆船日本丸総合施設の警備を受託しており「帆船日本丸ガイドへの支援」は当会の公益目的活動の趣旨にも合致しており、平成29年3月28日並びに平成29年4月26日の各理事会において、支援を行うこを決定し、平成29年5月16日、日本丸ボランティアガイドの責任者(安田岩男氏)に、金一封を贈呈致しました。

 

 

安田岩男

「写真2」 安田岩男氏に寄贈目録を渡す相川会長

帆船日本丸主機関のターニングチャレンジプロジェクトに対する支援について池貝鉄工は、1926年(大正15年)わが国最初の内燃機関中最も進歩した無気噴油ディーゼルエンジンを完成させた。この(SD形)機関は、どんな粗悪な重油も完全燃焼し、しかも燃料消費は欧米一流機関に少しも劣らずわが国の産業動力界に多大な貢献をしました。この技術に注目した”国”は、日本丸と海王丸のエンジンとして製造を依頼し、今も現存し公開されています。この日本初の舶用大型「無気噴油ディーゼルエンジン」は、日本丸で54年間動き続け、世界一の稼動年数記録を打ち立てました。54年間働き続けたディーゼルエンジンがその後、昭和60(1985)年4月より、みなとみらい21地区の石造りドックに現役当時のまま保存されて30年以上が経過した今日まで、このエンジンは一度もターニングされたことはありません。今回日本丸をこよなく愛する船舶機関士OBの有志が中心となって、このエンジンをエアーターニングすることに挑戦しておられます。当会では今回の寄贈の一部がこのボランティア活動に対しても、何らかの形で支援されることを期待しております。又、今回の支援が関係者一同の理解を得て支援の輪が拡がることを期待しております。

 

 

参加者懇談風景

「写真3」 寄付金の贈呈について