平成30年度 事業報告

1 平成30年度事業の概要

継続(公益)事業の一つである講演会は、今回、JAMSTECから原田尚美先生(南極検査副隊長)を招聘することが出来、興味ある講演内容に受講者から大変好評だった。 又、会員の福利厚生の一環として力を入れている「その他事業」の一つである受託業務について、年度末に(公財)帆船日本丸記念財団様から、次年度以降2年間の受託契約を締結することが出来ました。会員獲得については漸減傾向に歯止めを掛けることが出来、入会者13名、退会者10名で、3月31日時点の会員数は109名となり、概ね当初の計画を全うすることが出来ました。 船員OBを主体として陸上諸産業との関わり合いを深めるために設立された当会も「令和」の時代を迎えるにあたり、新分野での社会貢献をも視野に入れた活動に向けて頑張る所存です。

「入退会者の状況」 敬称略

平成30年4月1日現在 入会者数 退会者数 平成31年3月31日現在 備考
      106        13        10       109   

継続事業

継続事業の内訳は下記の通りです。

2 第35回横浜港カッターレースへの支援

開催日 : 平成30年5月20日

支援者 : 当会は総勢13名が大会の各役職として支援しました。東京海洋大学学生、第3管区海上保安庁、独法)海事教育機構、当会等が、お互いに協力しあうことにより、スムースに大会が運営されました。

概 要 : 当日早朝より北よりの風が強く、11時頃で既に1時間の遅れが発生し、当初予定の小学生の部や女子の決勝レース等並びに一般の部の決勝スケジュールの一部を中止せざるを得なくなりましたがなんとか17時過ぎには全競技が終了し、最後の表彰式が終わったのは18時前で日没前に大会を終えることができました。

3 第48回戦没・殉職船員追悼式典参列と警備支援

開催日時 : 平成30年5月15日

概  要 : 当会からは、簗田秀平副会長が参列しました。尚、警備支援については、当会の支援が必須となっています。

4 海の日前夜祭の共催

開催日 : 平成30年7月13日 18:30~20:30

参加者 : 当会からの参加者は男女、会員(18)・非会員(7)を含め25名が参加しました。

概 要 : 海洋思想普及・海技技術の維持向上・海洋の安全等々について、一般社会への広報や、関係団体として海技技術の維持向上への認識を深めるため、横浜地区の「一社)海洋会・若葉会・当会」の3団体による共催で懇親会を開催致ました。

5 帆船日本丸ボランティアガイドへの参加

活動者 : 当会からの参加者は9名です。新たな参加者を募集しています。

概 要 : 実際に乗船体験に基づいた説明であり、見学者からは非常に好評であり、公財)帆船日本丸財団からも感謝されています。

6 合同講演会

(1) 第1回合同講演会を下記の通り実施致しました

開催日 : 平成30年11月22日(木) 18:00~19:00

場 所 : 横浜市西区みなとみらい 帆船日本丸訓練センター会議室

演 題 : 「海洋酸性化」-もう一つの二酸化炭素問題

概 要 : 今回は海洋研究開発シリーズ第4弾として、海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology:JAMSTEC ジャムステック)で 海底堆積物やプランクトンを採取して地球温暖化や海洋酸性化などを探る研究に長年携わっておられる原田尚美先生をお招き致しました。 尚、原田尚美先生は、本講演会終了後、直ちに第60次南極地域観測隊の副隊長(女性として初めて、夏隊長兼務)として南極に向かわれました。 今回の講演会で、私たちが普段目にすることのできない貴重な映像等を目の当たりにし、 演題にある二酸化炭素が地球環境に与えている現状を知る絶好の機会になりました。 このまま、二酸化炭素の増加が進行すれば、海洋生物に与える影響が延いては我々の日常生活に重大な影響を及ぼすことを知らされました。

講 師 : JAMSTEC 地球環境観測研究センター長代理 原田 尚美 先生

出席者 : 56名(会員 : 20名 非会員 : 36名)

懇親会 : 49名(会員 : 20名 非会員 : 29名)

7 第33回「海に生きる者の絵画展」への(横浜みなと会)出展支援

開催日時 : 平成30年8月21日(月) ~ 8月27日(日)

会  場 : 東京芸術劇場

概  要 : 当会会員の同好組織(横浜みなと会)から、本年も5名の画家が出展し、称賛を頂きました。

その他事業

その他事業の内訳は下記の通りです。

8 日本丸メモリアルパーク全体警備

契約継続中の現契約は契約獲得後2年が経過し現契約は残すところ1年間となりました。次契約についても契約を獲得すべく、警備員一同、委託者並びに見学者並びに市民から感謝される警備を目指して頑張っております。東京2020 オリンピック/パラリンピックを控え警備に対する重要性が益々高まっております。当会では、新たに写真入り身分証明書を携行させる等、警備員として更に下記諸項目に力を入れ委託者の信頼を得るべく努力を重ねて参ります。

・安全教育の徹底/装備の充実

・現場に即したマニアルの改訂

・警備の基本動作の徹底

9 JMUとの委託業務

ジャパン マリンユナイテッド㈱との間で締結した新造船海上試運転の 運転要員に関する委託契約は信頼を確立することが出来ました。 本事業が警備事業と共に、本協会「その他事業」の2本柱として育成できるよう、更に努力を重ねて参ります。

10 絵画展「波濤を越えて」夜間警備、山下ふ頭休日臨時駐車場管理受託

10月6日から9日まで、今年も掲題の警備や管理を行いました。 真面目で几帳面な当会の警備や駐車場の整理員に受注先から絶大な信頼を得ており、このような地道な受託をも引き受けてくれている受託業務実施会員を誇りにしたいと思っております。