平成27年度 事業報告

「概要」

当会の社会的使命である継続事業については、概ね初期の目的を達成することが出来ました。又、会員の福利厚生の一環として力を入れている、その他事業の一つである受託業務については、JMU様からの受託業務が定着してきたことにより、当初計画を大幅に上回る実績となりました。一方、会員獲得については努力の甲斐なく、入会者6名、退会者14名で、3月31日時点の会員数は116名となりました。その他事業で最大の委託料を得ている「日本丸メモリアルパーク総合警備受託業務」は、今回単年度のみの契約だった為、平成28年度の契約を危ぶんでいましたが、幸いにしてこの度、平成28年4月1日から3年間の契約を獲得することが出来ました。これは海事技術経験者OBが帆船日本丸を警備するという当会の強みと、今迄日々の警備業務サービス品質向上にも努力を積み上げてきた実績をも、評価されたと信じております。

「入退会者の状況」 敬称略

No 入 会 者 入 会 日 備   考 No 退 会 者 退 会 日 備   考
 1  生野 研一  H27/ 3/26  礒辺良子会員紹介   1  橋本 進  H27/ 4/ 9  逝去
 2  長井 武忠  H27/ 5/ 9  日本丸ガイド  2  加藤 文吾  H27/ 5/ 2  
 3  戸島 崇貴  H27/ 7/21  本田芳樹会員の紹介  3  鈴木 秀敏  H27/ 8/ 4  
 4  守谷 作仁  H27/ 9/ 4  JMU  4  小島 泰夫  H28/ 1/1 7  逝去
 5  古瀬 文晴  H27/12/ 3  日本丸ガイド  5  武田 勝利  H28/ 3/ 7  
 6  安部 正治  H28/ 2/ 1  木村潔司会員の紹介  6  川辺 勝馬  H28/ 3/31  
         7  鈴木 政夫  H28/ 3/31  
         8  高森 豊蔵  H28/ 3/31  
         9  山田 恵早  H28/ 3/31  
        10  前田 哲男  H28/ 3/31  
        11  太田 洋一  H28/ 3/31  
        12  池田 敏弘  H28/ 3/31  
        13  加藤 広道  H25/ 3/31  
        14  田中 三郎  H24/ 7/30  

   平成27年3月31日在籍者 124名 入会者数 6名 退会者 14名  平成28年3月31日現在  116名

継続事業

継続事業の内訳は下記の通りです。

1 合同講演会

(1) 第1回合同講演会を下記の通り実施致しました

開催日 : 平成27年9月11日(金) 18:00~18:50

場 所 : 横浜市中区海岸通1-1 波止場会館 1階多目的ホール 会議室

演 題 : 「世界最大級の練習帆船日本丸・海王丸の存在感」

概 要 : 練習帆船日本丸・海王丸の建造運動が(一社)全日本船舶職員協会誕生のきっかけとなったことは周知の事実で、練習船に関する秘話や代替建造の真相についても聞くことが出来、参加者から好評を得ました。最後に講師が出版された「帆船練習船冊子」5組を参加者に無料配布頂きました。

講 師 : 独立行政法人 航海訓練所   元教授 大本 直宏 氏

出席者 : 34名(会員 : 18名 非会員 : 16名)

懇親会 : 27名(会員 : 14名 非会員 : 13名)

(2) 第2回合同講演会を下記の通り実施しました

開催日 : 平成27年11月26日(木) 18:00~18:45

場 所 : 横浜市中区海岸通1-1 波止場会館 4階第1、2会議室

演 題 : 「有人潜水調査船 しんかい6500と海洋資源」

概 要 : 世界でも数少ない、深海(深度6,500m)まで潜ることができる有人潜水調査船「しんかい6500」のパイロットを経験されたJAMSTEC海洋工学センターの田代先生から、ご自身の体験に基づいた非常に興味深いお話を伺う事が出来ました。参加者からもう一回聞きたいという希望を沢山頂きました。

講 師 : JAMSTEC海洋工学センター長代理  田 代 省 三 氏

出席者 : 57名(会員 : 27名 非会員 : 30名)

懇親会 : 34名(会員 : 16名 非会員 : 18名)

2 海の日前夜祭の共催

開催日 : 平成27年7月18日 18:30~20:30

参加者 : 当会からの参加者は男女、会員(35)・非会員(8)を含め43名が参加しました。

概 要 : 海洋思想普及・海技技術の維持向上・海洋の安全等々について、一般社会への広報や、関係団体として海技技術の維持向上への認識を深めるため、横浜地区の「一社)海洋会・若葉会・一社)全船協・当会」のジョイントで懇親会を開催致しました。大変残念ですが、一社)全船協は来年度からは不参加となります。

3 帆船日本丸ボランティアガイドへの参加

活動者 : 当会からの参加者は13名です。新たな参加者を募集しています。

概 要 : 実際に乗船体験に基づいた説明であり、見学者からは非常に好評であり、公財)帆船日本丸財団からも感謝されています。

4 第32回横浜港カッターレースへの支援

開催日 : 平成27年5月24日

支援者 : 当会は全船協との協調で総勢10名が大会の各役職として支援しました。大会が滞りなく運営されるべく、東京海洋大学学生、第3管区海上保安庁、当会等がお互いに協力しあい非常にスムースに運営されました。

概 要 : 一社)横浜港振興協会主催で、横浜港に完全に定着した大会であり、競技運営にとって、乗船経験の豊富な当会会員の支援が欠かせなくなっています。

5 第45回戦没・殉職船員追悼式典参列と警備支援

開催日時 : 平成27年6月10日

警備支援については、当会の支援が必須となっています。今回も当会から2名を派遣致しました。

6 第30回「海に生きる者の絵画展」への(横浜みなと会)出展支援

開催日時 : 平成27年8月25日(火) ~ 8月30日(日)

会  場 : 東京芸術劇場

当会会員の同好組織(横浜みなと会)から、本年も4名の画家が出展し、称賛を頂きました。

その他事業

その他事業の内訳は下記の通りです。

1 日本丸メモリアルパーク全体警備

警備員一同は、委託者並びに見学者から感謝される警備を目指して頑張って参りました。今年度は1年間のみの契約で、平成28年度へ継続することができるかどうか大変心配しましたが、この度、平成28年度から3年間の新たな契約を締結することになりました。警備対象が「帆船日本丸」を中心とした海事関連パークの警備であり、当「海福協」の得意分野です。新しい事業年度も昨年同様下記諸項目に力を入れ委託者の信頼を得るべく努力を重ねて参ります。

・安全教育の徹底

・関連法令と現場に即した警備員指導計画書、指導簿に沿った実施マニアルの作成

・警備の基本運用の徹底

2 JMUとの委託業務

ジャパン マリンユナイテッド㈱との間で締結した新造船海上試運転の運転要員に関する委託契約も段々と軌道に乗りつつあります。 本事業が警備事業と共に、本協会「その他事業」の2本柱として育成できるよう、更に努力を重ねて参ります。

3 山下ふ頭休日臨時駐車場の運営管理の受託

横浜港界隈の祝祭日の駐車場混雑緩和のため、山下ふ頭の一部を開放し、臨時駐車場として運用されています。当協会では、この駐車場の管理運営、整理を受託し、横浜市から感謝されています。